【白ワイン】【南アフリカワイン】キアモント・リヴァーサイド　シュナン・ブラン　2017「辛口」

■タイプ 白 辛口 (White Wine) ■産地 南アフリカ　　W.O.ステレンボッシュ　(South Africa) ■ぶどう品種 シュナン・ブラン　(Chenin Blanc) ■生産者 キアモント ■熟成・醸造 収穫後は優しくナチュラルにオープンタンクで醗酵、その後は500Lの新樽と中古のフレンチオークで20ヶ月熟成　濾過なしで手作業で瓶詰め　3792本生産 ■アルコール度数 13.5％ 2017年ヴィンテージコメント （2019年10月11日試飲） アンズジャム、黄桃などを思わせる果実香、白い花をイメージするフローラルな香り、ハチミツ香、海を感じる潮の風味、ナッティーな風味、石灰質を感じるミネラルなどが豊かに香ります。

口の中に完熟した果実味がやや強いミネラル感を伴って豊かに広がります。

比較的強くハッキリしたやや塩味を帯びた酸が特徴的で、膨らみある味わいですが、しっかりした骨格を感じます。

余韻は長く、果実の旨味と共に、後味に特徴的な酸が残ります。

豊潤な香りに包まれ、完熟した果実味がやや強いミネラル感を伴い豊かに広がり、強くやや塩味を帯びた酸が豊かなボディーを引き締め、長い余韻がいつまでも続く、至高のワインに相応しい非常にお買い得なシュナン・ブランです。

麦ちゃん評価 4.5点　ティム・アトキン：95点 ※麦ちゃん評価とは？キアモント・リヴァーサイドシュナン・ブラン キアモント 南アの銘醸地ステレンボッシュの中でも特に冷涼な地区で丁寧にワイン造りを行う格付け一級評価のブティックワイナリーのフラグシップ。

豊潤な香りに包まれ、完熟した果実味がやや強いミネラル感を伴い豊かに広がります。

強くやや塩味を帯びた酸が豊かなボディーを引き締め長い余韻がいつまでも続く、至高のワインに相応しい非常にお買い得なシュナン・ブランです。

麦ちゃん評価：4.5点　ティム・アトキン：95点 キアモント　Keermont 2007年が最初のヴィンテージのステレンボシュにある小さな新興ブティック・ワイナリー。

（2016ティム・アトキン・南アフリカワイナリー格付け1級）周りはステレンボシュ山脈とヘルダーバーグ山脈に囲まれています。

ここは、南アフリカ・ケープ州土着の植物、フィンボスも沢山生息している地域で、キアモントもBWI（自然環境や動植物を保護しながらワイン生産を行うプログラム）のメンバーとして、環境に配慮したワイン生産を行っています。

彼らは、この恵まれた自然環境をワインで表現することを目的にしています。

その為、科学より自然を優先し、栽培、醸造に関しても可能な限り減農薬や灌漑も少なめに努めています。

ワインに使われるブドウも全て自社畑で管理されたもののみを使用しています。

畑はステレンラスト、ドルニエ、ウォーターフォードの更に上のブラークリッペン・ヴァレーの標高350-400mの高地にあり、1つは北向きの温かい斜面、もう一つは西向きの冷涼な斜面にあります。

その結果、複雑で様々な香りのする秀逸なワインが作られています。

西向きの斜面の畑は、東側に1000mを超える山があり、それにより、朝は日の出が遅く、夜も冷えるので、冷涼に保たれ、ブドウのハンギングタイムも長く、上質なブドウが育ちます。

ステレンボシュ地区では、昔から「テーブルマウンテンの見える畑は良いワインが出来る」と、言われ ます。

（標高が高い証拠で、冷涼）ここの畑からもテーブルマウンテンを見ることが出来ます。

畑は、花崗岩に粘土が混ざった薄い赤茶色の土。

この地域の土壌です。

ハーブも沢山生えておりワインからは香りも感じられます。

シンプル・イズ・ベストなワイン造り キアモントは、栽培から醸造、瓶詰め、ラベル貼りに至るまで(ラベルの自社の畑の緑色のみでよい。

シンプル・イズ・ベスト)、小さなワイナリーらしい、少人数で細部までこだわった手作りで丁寧な仕事をしています。

醸造は、可能な限り優しく、ナチュラルに行っています。

そうすることでブドウの真のエッセンスを抽出することができると信じています。

醗酵はすべて天然醗酵。

熟成はほとんど2〜3年目の中古のフレンチオークを使用、ポンプよりグラヴィティ・システムを利用し、濾過せず瓶詰めしています。

2018年 2月　南アフリカ訪問　ワインメーカーのアレックス氏と記念撮影(左) ワインに使われるブドウも全て自社畑で管理されたもののみを使用しています。

醸造にはあまり手を加えず、ブドウ本来あるものを引き出します。

ピシャージュは1日1回行います。

(右) キアモント　訪問記はこちら　2018.2.22